大学職員向け『2021年度就職支援計画 意見交換会』開催報告

10月15日に『2021年度就職支援計画 意見交換会』をオンラインで実施しました。

総勢11校の就職課の職員様にご参加いただきました。

本記事では、今回の意見交換会の様子を一部ご紹介いたします。

詳細や今後このようなセミナーにご参加を検討している大学関係者の方は末尾のフォームよりお問い合わせください。

また、大学・学生・企業をつなぐキャリア情報誌『キャリアのミカタ』を毎号約300の大学キャリア課・就職課等に無料配布しています。

https://change.jaic-college.jp/career_information_magazine/

■テーマ1:2021年度の採用市場

厚生労働省と文部科学省が行った『令和2年3月大学等卒業者の就職状況調査』によると、令和2年3月(2020年3月)に卒業した大学生の就職内定率は98.0%で、過去最高となりました。


厚生労働省・文部科学省『令和2年3月大学等卒業者の就職状況調査』より作成

しかしながら、2021卒学生の状況は、新型コロナの影響を受け、大きく変化しました。

このような背景を踏まえ、「市場変化に伴い、学生の就活にどんな影響が出そうか。」「学生はどんな力をつける必要があるか。」という2022卒学生も見据えたディスカッションを行いました。

ディスカッションで出た意見

・採用市場は今後ますます厳しくなるのではないか。

・これまでならば、内定が取れていた層の学生が内定を取れなくなるのではないか。

・企業側が採用目標を達成するために無理して採用するのではなく、採用基準を絞った上で少数精鋭の学生採用するという方向性になるのではないか。

・学生は自分の意見をまとめて言語化できる、自分で考えて動くことのできる力をますます身に着ける必要があるのではないか。

■テーマ2:コロナ禍での学生の困りごと/面接手段に関する意識

2つ目のテーマでは、当社が2020年10月に実施した「説明会や面接の実施方式の希望に関するアンケート」のデータを基に、「キャリア課・就職課として、どんなサポートが求められているか」ディスカッションを行いました。


当社2020年10月実施『説明会や面接の実施方式の希望に関するアンケート』より抜粋
https://www.jaic-g.com/news/pressrelease/news-989/

 


当社2020年10月実施『説明会や面接の実施方式の希望に関するアンケート』より抜粋
https://www.jaic-g.com/news/pressrelease/news-989/

ディスカッションで出た意見

・個別面接にたどり着くことの難易度がこれまで以上に上がるのではないか。

・筆記試験対策・面接対策など初期選考段階での対策に力を入れていきたい。

・1分間プレゼンテーションなどを実施する企業も増えているため、新しい手法の選考対策もキャリアセミナーの中で実施する。

■テーマ3:新型コロナウイルスの打撃を受けた業界

3つ目のテーマでは、新型コロナウイルスの影響を受けた業界への就職活動について考えました。新型コロナウイルスによって、例年の人気業界であるサービス業界や貿易や輸出入に関わる自動車業界などは、大きな打撃を受けています。

採用枠や業界の将来性を考えたときに、その業界を目指す学生の背中を自信をもって押すことができなかったり、場合によっては、業界や職種の変更などを相談を受けることも出てくると思われます。「新型コロナウイルスの影響を受けた業界を希望している学生に対し、どのように就職相談にのりますか?」というディスカッションを行いました。

ディスカッションで出た意見

・就職課に、求人の有無を相談に来る学生がいるが、「求人がない」と回答するしかない状況。主体的に業界変更ができる学生も多い。

・市況感を伝えた上で、本人の希望する進路に向けてサポートしていく。

■本セミナーのまとめ

本セミナーでは、「2021年度の採用市場」「コロナ禍での学生の困りごと/面接手段に関する意識」「新型コロナウイルスの打撃を受けた業界」をテーマとして意見交換会を実施しました。

新型コロナウイルスという外部要因の影響は当然あるものの、学生だけでなく、社会人に第一に求められているのは自ら動ける力です。この自ら動ける力は、「自分で全てどうにかする」という意味ではなく、「誰かに力を借りる」「アドバイスを求める」といった側面もあります。

また、働き方が変わっている以上、就活生に様々求められることの重要度も変化してきています。在宅勤務が中心の場合、基本的なパソコンの知識や、Web会議に柔軟に対応できているかといったことも以前よりも重要になります。

沢山の情報が手に入るインターネットから、自分が必要な、正しい情報を見つけることも今非常に求められている能力の1つで、就職活動を通じて磨くことができます。

他責にするのは簡単ですが、そこを自責として考え、現在の状況下で「何をすべきか?」これを常に問いかけ、行動することが大切なのではないでしょうか。

当社では、大学の学生課だけでは解決が難しい就職支援について、セミナーや、キャリアのミカタといった印刷物を通じた情報提供だけでなく、大学内でのキャリア講義、就職イベントの実施を行っております。

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