ジェイック社員ストーリー #2 /東北支店 横道さん

 

今回は、ジェイックで活躍している社員の紹介!
仕事の価値観や印象的なエピソードまで、プライベートも絡めつつ一人一人のストーリーを聴かせていただくシリーズです。

第二弾は、東北支店の講師を務める横道さん!!
親しみやすい雰囲気で、社員・カレッジ生からも信頼が厚い横道さんに、「どんなキャリアを歩んできたのか?」、「仕事で大切にしていること」など色々聴かせてもらいました。

-横道さんは、どんな学生時代を過ごしましたか?
生まれも育ちも東京で、2歳年上の兄がいます。兄の影響で幼稚園の頃からサッカーを始め、高校生まで10年間続けました。サポートタイプで、点を決めるより、アシストすることやチームのために動くことが好きでしたね。
喜んでいるチームメンバーを見ることが嬉しかったです!自分が人前に立ったり、目立ったりすることが苦手でしたね。

大学では和太鼓を始めました。身体を動かしたかったのと、新歓で見たときに心を奪われたことが理由です、似合うね!ってよく言われます(笑)
バイトは、複数の飲食店を経験したり、子どもが好きだったのもあり、幼稚園から小学校低学年向けのサッカーチームのコーチをしたりしていました。

―就活の経緯を教えてください。
3年生が終わったタイミングで休学し、約半年間、バックパックで東南アジアを一周しました。
実は大学入学前に一浪していて、その期間は、海外で仕事をしていた父と、海外に住んでたんです。だけど当時は、父と、日本語で授業をする予備校ぐらいしか関わりがなかったので、帰国してから「もっと海外に行っていろんな人や文化に出会ってみたいな」と思ってました。バックパックでは、視野が広がりましたね!行ってよかったです。

戻ってきてからは、復学し、就活をしました。元々はスポーツ業界に興味があったんですが、海外で多くの人に助けられたり、人を介して、知らないことを知れたりしたことが多かったので、自分も多くの人に新たな気づきや選択肢をもってもらう仕事がしたいなという想いが出てきました。
そして人の人生にとって大きな分岐点になる就職や採用に携わりたいと思い、最終的に人材業界を選びました。
新卒で選んだ会社は、アルバイトとパートの求人媒体の運営を行う会社です。アルバイトがただのお金稼ぎの場ではなく、自身のキャリアを考える機会や仕事・ビジネスマナーなどを学び経験する場になってほしいと思っていたので、この会社を選びました。

―ジェイックに入社するまでのキャリアについて
1社目は3年半勤めて退職しました。1年目にキャリアコンサルタントの国家資格を取ったのもあって、より直接的に求職者に関わりたいと思うようになったんです。
それまでは求人媒体の営業で、それだと、直接接点を持てるのは企業ばかりだったので…

退職後は、次は資格を活かせる人材紹介業がいいかな?と思いながらも、小さい時から憧れていたスポーツ業界にも目を向けて、スポーツに特化したエージェントでインターンをさせてもらいました。
その際に周囲から、「スポーツ業界に興味あるなら若い時が就職しやすいよ!」と言われ、スポーツ業界に携わりたい気持ちが強くなり、2社目はスポーツマーケティングの会社に就職しました。

企画営業を担当して、新商品のプロモーション活動をしていたのですが、結局半年で辞めました…。
理由は、上司との人間関係と、大学生の時も思っていた“人生の中で大きな分岐点となることに携わりたい”気持ちが強くなったからです。と言うと聞こえはいいですが、今思えば環境に馴染めず、逃げるようにして辞めたというのが本音です。
退職したことに後悔はしてないんですが、半年で辞めちゃったことで、元々高くない自己肯定感がガクッと落ちました。元々ネガティブ思考なので、経歴やばいなとか、人と比べちゃいましたね。その後このままじゃまずいと思い入社した会社がジェイックです!

-ジェイックに入社した決め手は?
ジェイックとの出会いは、ジェイック社員からの紹介です。大学生の時にしていたバックパック中に、当時ジェイックの内定者だった学生と知り合いになったんです。
帰国後も、度々連絡を取っていて、1社目の時からずっと「お前はジェイック合うと思うよ!」と言ってもらっていて、2社目を退職したタイミングで、人事の方を紹介してもらいました。
入社の決め手は、社員の仕事に対する想いの強さと楽しみながら仕事をしていた姿勢です。仕事を仕事としてだけでなく、自分の成長と捉えていることが新鮮で、共感できました。面接が進んでいく中で、ジェイックに入社したい!と思ったので、他に転職活動はしなかったですね。

-ジェイックではどんな仕事をしていますか?
入社当初は、ジェイックに登録して頂く20代の既卒者や中退者に対し、就職カウンセリングを行うアドバイザーを担当していたのですが、約10か月後に、講師に職種転換しました。
ジェイックで就職活動を行う方に提供している就職支援講座の先生のような役割ですね。就活の知識を学ぶだけでなく、自信を取り戻してもらったり、自分の可能性を引き出したり再確認したりするような機会にしたい、という思いで登壇しています。

―講師に職種転換した背景・変化
きっかけは、支店長からの提案でした。
当初は、人前で話すことへの苦手意識があったし、こんな経歴の人が講師して大丈夫?とも思ったんですが、最終的に引き受けました。
支店長に「横道のうまくいかなかった経歴・過去があるからこそ、求職者の気持ちに寄り添える講師になれると思う。求職者想いの横道にならできるよ!」と熱く言ってもらえたことが後押しになったのと、自分でも、今までの経験や、できないという苦手意識で判断することってもったいなくないか?と思うようになったんです。
講師に挑戦した自分が5年後どうなっているか?を想像した時に、人前で自信をもって話せるようになる、今までにない知識や経験が増えている、と考えたときに、やった方がいいな!やらないと後悔しそうだ!と、むしろワクワクして、挑戦してみたい気持ちが強くなりました。
初登壇はめっちゃ緊張しましたけどね(笑)ちなみに今でも緊張はしています(笑)

初登壇はがむしゃらに頑張ったことが求職者に伝わったのか、当時の支店で過去最多の就職決定者を出すことができて、すごく嬉しかったです!
人目を気にして、悩んだ時期もあったんですが、周囲の人に「自分らしくやったらいいんじゃない?」と言ってもらって、肩の力が抜けて、ありのままの自分で求職者に関わるスタイルが出来上がっていきました。

―講師として意識していることはありますか?
言行一致でいることを大切にしています。求職者に「主体性を大切にしよう、できるかわからなくても挑戦してみよう」と伝えているので、伝えている自分自身も、仕事でもプライベートでも実践できていなきゃと思っています。
実際にプライベートでは、マラソンや登山、サウナなどのアウトドアを始めて、先日はフルマラソンを完走しました!ファイナンシャルプランニング2級の資格取得に向けた勉強も始める予定です。
言行一致を大切にすることで、ジェイックに入社する前に比べて、自己肯定感が上がりました!挑戦のハードルが低くなりましたね、自分の成長を感じます(笑)

―印象に残っている受講生はいますか?
特に印象に残っているのは、ある30代前半の男性ですね。20代を旅館などでの接客業のアルバイトで過ごし、このままだとやばい!と思って、ジェイックに来てくれたんです。
誰に対しても感謝の気持ちを伝えたり、周りを気遣った発言ができ、周囲を明るくしてくれたりするような、とても素敵な方でした。経歴から自分に自信がなく、自分の良さや強みに気付いてなかったんですが、講座で大きな自信をつけてくれました。無事就職されて、今も施工管理として働かれています。
就職が決まった後も、たまに連絡を取ったりしていて、実際にリアルで会ったり、社員と一緒にオンライン飲み会もしましたよ!

―今後挑戦してみたいことは?
小中学生にキャリアを考える場を提供していきたいですね。実際に、会社に申請し許可をもらった副業も始めていて、オンライン授業の環境が整えられない子供のサポートをしています。
講師をする中で、幼少期の経験が将来に大きく影響すると感じているので、こうしたサポートができるのは嬉しいですね。支援を必要とする人に伴走し続け、ともに成長することをこれからも大切にしていきたいな、と思っています。

 

この記事を書いた人

はなだ

ジェイックの広報です。1歳の息子がいて、週末は公園に通っています。

キャリアアドバイバー約3年⇒広報約1年⇒産休・育休⇒広報にて復帰しました。