他社の参加者や講師など、自分とは違う考え方に触れ、取り入れることが出来ることも、活躍支援研修を受講する大きなメリットのひとつ
株式会社吉田設備
上司:Y様、入社人材:S様
業界業種: 不動産・建設(一般管工事業)
事業内容: 地盤調査・地盤改良(天然砕石
パイル工法)工事
冷暖房・空調・水道施設・住設機
器・給排水衛生・設計・施工
リフォーム工事
従業員数: 40名
■S様にお伺いします。 活躍支援研修を受講して、印象に残っている事や、仕事に活かせている事があれば教えてください。
S様:印象に残っているのは、“受信力・発信力”※ですね。入社当初、社長から「『報連相』は主観・客観を分けるように」と、指導を受けました。ですが、時間がたつにつれ、その意識がだんだん薄れてしまってたんです。そんな中、活躍支援研修の、“受信力・発信力のワーク”を通して、改めて「報連相」についても振り返り、さらに理解を深めることが出来ました。
※受信力・発信力ワーク:情報の発信役、受信役に分かれて行うペアワーク。発信役のみ共有されたカードの図を口頭のみで受信役に伝え、受信役は図を再現する。
また、研修内で作成した「貢献ステートメント※」も活用しています。“貢献度を高める為のアクションプラン”の中に、「毎朝当日の流れや、必要な資材を確認する」「翌日・休み明けの予定と必要な資材の確認をする」と、記載して、今も1週間の流れを確認する為のベースとして、日々利用しています。
実際には、仕事の段取りや必要な準備を理解しきれず、準備不足なこともありますが、予習したことが業務で役立った時などは、すごくやりがいを感じますね。
貢献ステートメントに関しては、その後、社長の研修で得た内容なども加えたりしているのですが、自分なりに凝縮して作り込んでいきたいです。
※貢献ステートメント作成:強みを活かす、情熱を注げること、期待やニーズ、価値観の4つの観点から自分が現在の業務でどのような貢献をしていくのかを整理し、宣言にまとめていく。
■Y様にお伺いします。活躍支援研修をご活用頂き、良かったことを教えてください。
Y様:Sは事前にジェイックさんの就職カレッジを受講してから入社しているので、社会人としての基礎や、組織の中での立ち振る舞いはすでに意識出来ていました。ただ、入社直後は意識して「よし、やろう」と、思っていても、仕事で忙殺されているうちに、そうした意識は薄れていきがちですよね。そういう意味で、学んだことを再度呼び起こして、定着させるためにも、活躍支援研修での定期的な振り返りは、大事だなと実感しています。
また、社内だけではなく、第三者である他社の受講者や講師の、自分とは違う角度での考え方に触れ、取り入れることができることも、活躍支援研修の大きなメリットの1つだと思います。今後は、ジェイックさんの研修を受講するだけではなく、その内容を社内の面談なんかにもうまく活用していきたいですね。
■ジェイックの就職カレッジを通して採用された、S様の印象や特徴は何かございますか?また、御社の、未経験で入社される方への受け入れ体制について教えて下さい。
Y様:まず「ここで自分が活躍するんだ」っていう意欲が高いですね。あとは社会人としてのマナーや心構えもしっかりしています。完ぺきとは言えませんが、社会人としてふさわしい立ち居振る舞いができていますし、それを大事にして、今後も続けていこうという意識も感じます。
未経験者の受け入れ体制については、弊社では、入社後2~3日研修を実施します。その後、入社1週間~10日後、入社1ヵ月後に、半日ほどの研修の中で、上司や先輩と共にお互いの考えや、思いのすり合わせをしていきます。その後は本人の表情や状況を見ながら、月1回程度面談をして、先輩や上司の思いが具体的に伝わっているかの確認や、それに対する自分の考えを話してもらって、人間関係を作っていくような感じです。
一緒に仕事をしていても、「考え方」は置き去りになりがちなので、改めてそういった場を設けることで、できるだけ気持ちに寄り添っていきたいんですよね。社員は大事な人なので、そこには時間と労力をかけるべきだと考えています。