新型コロナウイルス感染拡大に関する就活意識調査<第2回>

就活スタート】新型コロナウイルス感染拡大に関する就活意識調査(第2回)
解禁2日目でweb説明会の体験/予約率90%、web面接39%と急速にweb化
内定取得率は既に20%!新卒採用の早期化も確実に進行中

若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2021卒で活動している就活生にアンケート調査(21卒第2回)を行いました。就職活動が本格スタートした2月27日-3月2日にかけて、2月26日-27日に行った第1回の調査結果を踏まえ、質問・選択肢を一部変更して、より就活生の実情を捉えられるようにいたしました。

調査の結果、解禁2日目で就活においてweb説明会を体験・予約している学生は90%、web面接も39%と、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、急速に新卒採用/就職活動のweb化が進んでいることが伺えます。また、内定取得率も既に20%を超えており、経団連による就職・採用ルールの廃止もあったなかで、確実に新卒採用の早期化が進んでいることが分かりました。

■就職活動においてweb説明会の利用経験・予約者は90%を超え、web面接も39%にのぼる

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、会社説明会や面接の中止・web化が進む中で、既にweb説明会の利用経験・予約者は90%、web面接も就活解禁2日目にして39%と急速に採用活動のweb化が進んでいることが判明しました。

■内定を取得している学生が既に就活生の2割を超える

調査の結果、3月2日時点で、回答者の2割以上*1が既に内定を取得していることが分かりました。また、「最終選考に進んでいる」「1社以上の選考に進んでいる」就活生を併せて、約6割*2が本格的に選考に進んでいます。
*1:回答者251名のうち、「内定を取得している(承諾状況は問わず)」は53名(21.1%)
*2:回答者251名のうち、「内定を取得している(承諾状況は問わず)」「最終選考に進んでいる」「1社以上の選考に進んでいる」は149名(59.4%)

■面接ではweb化を明確に望まないことが鮮明に

第1回調査で、採用活動のweb化を望まない学生も一定割合見られたことから、選択肢を「web化を望む」「web化を望まない」「とくに気にしない」に変更しました。その結果、新型コロナウイルスの感染拡大する現状においても、グループ面接・個別面接においては「web化を望まない」比率が50%を超えることが分かりました。会社説明会についても明確に「web化を望まない」層が20%を超えます。今後、新型コロナウイルスの感染拡大状況にもよりますが、各企業において選考活動をどこまでweb化するかは検討が必要となりそうな結果です。

■採用企業は30人以上集まるイベントはweb化するのが適切

「採用企業は何人以上集まるイベントはweb化するのが適切」と考えるかを調査したところ、「30人以上集まるイベントからはweb化すべき」と考えている就活生が多くなることが判明しました。また、「人数に関わらずweb化すべき」といった就活生も一定割合見られます。

■新型コロナウィルスの感染拡大による就職活動への影響に関する懸念や企業への要望

・1度も現場社員の方からお話を伺えていない企業のESは大変書きづらいです
・WEB説明会で録画済みのものだと双方向のコミュニケーションが取れない
・WEB説明会に人数制限を設けたりせず、多くの人が見られる状態にしてほしい
・採用スケジュールが変わるのかという声もあり、不安が膨らんでいるので出来るだけ情報を明確にしてほしい
・オンライン面接といってもカメラ機能とかはどうするのか、スマホのLINEビデオ通話みたいなのにするのか、スカイプなのか、
    なにかこちらで機器を用意したりするのか、内カメラがないパソコンの場合どうするのかなど、オンラインの面接への不安が多い
・会社説明会などのイベントが中止や延期になる場合、なるべく早く教えていただきたいです
・説明会、エントリー、ES締め切り、面接日などの期日を延ばしてほしいです
・地方から就職活動をしなければならない身としてはWEBの方が費用も抑えられる
・外出を控えるように言われ、学校も休校になっているのに、会社説明会や面接に行ってもいいのかという不安
・学内の合同説明会がなくなり、推薦等の大学ごとの情報提供の場がなくなったのが残念で心配
・採用人数が減ったり、採用選考期間が短くなったらと考えると不安です
・自分が新型肺炎にかかった場合会社側が対応してくれるか分からないことが不安
・Webテストによるボーダーが上がること
・工場見学など社員の方と直接関われるイベント等の実施が無くなってしまい、志望動機等の最終調整が困難になってしまった

調査名称:【21卒対象】新型コロナウィルスの感染拡大に関する就活意識調査(第2回)
対象:特性マッチングサイトFutureFinderに登録する2021卒の就活生
回答者数:251名
期間:2020年2月27日13時-3月2日7時

※第1回
回答者数:244名
期間:2020年2月26日18時-2月27日13時

本アンケートの詳細な結果を知りたい報道関係者の方はお気軽にお問い合わせください。

■特性マッチングサイトFutureFinderとは

FutureFinderは、AIを活用した特性検査を用いて、採用企業と学生とのマッチングを生み出す新しい就職支援サイトです。心理統計学を基にした診断エンジンを活用し、企業は自社で定着・活躍可能性の高い人財を探し出すことができ、学生は特性検査の結果を基に、自分の特性が活かせる社風の会社組織・職(仕事)を知ることが可能です。面接での印象や学力検査等での応募者のフィルタリング、知名度・規模・待遇といった表面上の情報だけでの企業選びではなく、双方の内面に踏み込んだ「特性マッチング」という本質的な切り口で、今までにない新しい出会いをオンライン上でつくりだす就職支援サービスです。

FutureFinder サイト:https://futurefinder.net/